フィットネステクノロジー

筋肉疲労時は、体温より若干高いくらいの38〜39℃くらいの
いわゆるぬるめのお湯にゆっくり使ったほうがいいです。

というのは、筋肉疲労時は、筋肉に乳酸(※)と呼ばれる物質が
多く溜まっています。この乳酸が、筋肉痛の原因です。
つまりは、この乳酸をいかに早く筋肉から取っ払うかがキーポイントとなります。
この乳酸の取り除かれ方は血流に乗っけることによって行われます。

もう分かってもらえたかもしれませんが、
血流をよくすることが、最善の方法なわけです。

では、血流をよくするするには、
「冷たい」、「温かい」、「熱い」のどれがよいと思いますか？
結論から言うと、「温かい」です
まず「冷たい」はありえないことは分かりますよね？
では、「熱い」とどうしてマズいでしょうか？
これは、基本的には「冷たい」と考え方は同じで、
急激に体液全体が熱くなるマズいので、
反射で、皮膚表面の血管が収縮します。
ですから、「熱い」お湯は、良いようで実はあまり良くないのです。

※乳酸は、筋肉の運動に血液からの栄養分だけで間に合わなくなった時に
筋肉の中にあるグリコーゲンと呼ばれるグルコースが沢山連なったものを
分解して、それを嫌気的に分解してエネルギーを作り出した時に、
生じる物質です。ちなみに、ヨーグルトをつくる乳酸菌もこのようにして、
自分が生きる為のエネルギーを作っています。






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