2017年02月11日
何の為のトレーニング?
トレーニングの目的は、その効果の出現にあります。効果がないのでは、やっても仕方ない…みたいなところは当然ありますよね。
ただ、その効果の確認というのは、思ったほど容易なことではありません。
トレーニングをしたその場ですぐに効果が出てくるというわけでもないですか
らね。
トレーニングで負荷をかけた後、身体には、その負荷を受けてのなんらかの
変化が起こります。これは、身体が外界からの刺激に対して適応しようとする
生存のための本能なわけですが、その仕組みをスポーツという人間がつくった
ルールの中で利用したものがトレーニングであるといって良いでしょう。
そして、トレーニングの効果の出現は、比較的、短期でそれが確認できるも
のと、けっこう長期で、しかも反復していくことでようやく確認できるものと
があります。いろいろだってことが重要ですね。
たとえば、走り込みは、その効果が出てくるのに時間がかかります。一定期
間の積み重ね効果であるといっても良いですね。
一方、スピード系のトレーニングは、比較的早く、その効果が出ます。ちょ
っと刺激を入れると、1〜2日で「動く」ようになってきたりします。
・2〜3か月かけて、ゆっくりじっくり走り込んでみたが、その間、
特に速くなった感じはなく、レース結果もたいしたことはなかった。
・その後、3週間スピード練習を入れてみたら、グイ〜ンと動きが良く
なり、レースのタイムも上がってきた!
こういったことは普通に起こることですが、それではこの場合、どういう評
価をするのか?
(A)ゆっくりじっくり走り込んだところで、たいした効果はない。スピ
ード練習がいちばん効果的なのだ。
(B)まず走り込んで、その効果を十分に得て基盤を作ったところにスピ
ード負荷を入れたことで、タイムは伸びたのだ。
、どうでしょう?
トレーニングは、結局は何を信じるか!というところに帰結しますが、
そのバックボーンが理路整然としていて、ブレがないかどうかということは重
要なポイントになります。
思い込みや実践を伴わない理論、再現性の乏しい実践経験等々、意外とブレ
ブレの根拠を信じてしまっているようなことも少なくありません。
あなたはもっと速く走れます。
~健康とスポーツを科学する~http://fit-tec.com/
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
【フィットネス テクノロジー】
取締役 ストレングス&コンディショニングコーチ
ランニング学会認定ランニングコーチ 澁谷 和久
大原スポーツメディカル専門学校講師
東洋医療専門学校講師
日本体育協会公認パワーリフティング指導員
日本陸上競技連盟公認ジュニアコーチ
NISAQ認定SAQインストラクター
京都市南区吉祥院石原西町12-3 日産工業2F
電話 075-662-2010
FAX 075-681-4717
Eメール https://ssl.hp4u.jp/contact/site:fit-tec
滋賀支社 滋賀県彦根市竹ヶ鼻町631
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トレーニングをしたその場ですぐに効果が出てくるというわけでもないですか
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トレーニングで負荷をかけた後、身体には、その負荷を受けてのなんらかの
変化が起こります。これは、身体が外界からの刺激に対して適応しようとする
生存のための本能なわけですが、その仕組みをスポーツという人間がつくった
ルールの中で利用したものがトレーニングであるといって良いでしょう。
そして、トレーニングの効果の出現は、比較的、短期でそれが確認できるも
のと、けっこう長期で、しかも反復していくことでようやく確認できるものと
があります。いろいろだってことが重要ですね。
たとえば、走り込みは、その効果が出てくるのに時間がかかります。一定期
間の積み重ね効果であるといっても良いですね。
一方、スピード系のトレーニングは、比較的早く、その効果が出ます。ちょ
っと刺激を入れると、1〜2日で「動く」ようになってきたりします。
・2〜3か月かけて、ゆっくりじっくり走り込んでみたが、その間、
特に速くなった感じはなく、レース結果もたいしたことはなかった。
・その後、3週間スピード練習を入れてみたら、グイ〜ンと動きが良く
なり、レースのタイムも上がってきた!
こういったことは普通に起こることですが、それではこの場合、どういう評
価をするのか?
(A)ゆっくりじっくり走り込んだところで、たいした効果はない。スピ
ード練習がいちばん効果的なのだ。
(B)まず走り込んで、その効果を十分に得て基盤を作ったところにスピ
ード負荷を入れたことで、タイムは伸びたのだ。
、どうでしょう?
トレーニングは、結局は何を信じるか!というところに帰結しますが、
そのバックボーンが理路整然としていて、ブレがないかどうかということは重
要なポイントになります。
思い込みや実践を伴わない理論、再現性の乏しい実践経験等々、意外とブレ
ブレの根拠を信じてしまっているようなことも少なくありません。
あなたはもっと速く走れます。
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Posted by 澁谷 和久 at 11:04│Comments(0)