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キレイ/健康  |京都府南部

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2015年09月08日

腰痛2

国民病ともいえる腰痛。ランナーも例外ではありません。そもしも腰痛が起
こるメカニズムは何でしょうか?
 前回お伝えした噐質的な異常を除いて考えた場合では問題は非常に複雑です。
腰には腰椎とよばれる骨が積木のように積み重なっています。その骨と骨のあ
いだにはクッションの役割を果たしてくれる椎間板があり、さらに腰椎そのも
のにいろいろな筋がくっついていて、こういった組織によって腰の安定化が計
られています。

 こういった腰の構造はよく「ダルマおとし」にたとえられます。積み上げられ
たダルマが腰椎の構造とよくにています。腰椎がダルマおとしの状態そのもの
であれば、非常に不安定でグラグラしてしまいますが、さすがに腰椎はもっと
がっちりした構造をしています。

 だるまおとしのダルマの間に緩衝材があって、さらに外側からワイヤーで引
っ張られていたとしたらどうでしょう?ダルマおとしは簡単には落ちませんよ
ね。ここで言う緩衝材が椎間板、ワイヤーが筋です。

 では、ダルマが崩れる場合はどんな時でしょうか?シンプルに考えて─

 (1)ダルマとダルマをつなぐ緩衝材が弱まったとき
 (2)ダルマを固定するワイヤーが弱まったとき
 (3)ダルマが強い衝撃を受けたとき

 ですよね。これを腰椎に当てはめると緩衝材が弱まったときというのが「椎間
板のトラブル}、そして固定するワイヤーが弱まったときというのが「筋のトラ
ブル」です。

 腰痛にも様々な要因があるので、それを理解せずにただアイシングをするだ
けだったり、湿布を貼ってるだけの処置ではなかなか良くなりません。そうい
ったところはしっかり専門のドクターやトレーナーに相談して対処することが
重要ですね。

 
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【フィットネス テクノロジー】

取締役 ストレングス&コンディショニングコーチ
ランニング学会認定ランニングコーチ         澁谷 和久
大原スポーツメディカル専門学校講師
東洋医療専門学校講師
日本体育協会公認パワーリフティング指導員
日本陸上競技連盟公認ジュニアコーチ
NISAQ認定SAQインストラクター

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Posted by 澁谷 和久 at 17:58Comments(0)